侍道2 戻る


あにゃー、『侍道2』名無しっ子(さよ)ルートめちゃくちゃいいよー。
前作の『侍』以上に感動しました。
名無しっ子を助けるために奉行所に単身切り込みをかけて、何故そこまでするのかと聞かれたシーンで

「おにぎりを一個もらったのだ」

なんて素敵すぎ。これ書いたライターさん上手いなあ。
おにぎり一個で命を救われた恩義のために幼い少女に命を賭ける、いい侍道です。
巨悪のために敵味方が一丸となって戦う前作のシチュにも燃えましたが、侍道2は萌えと感動がいい具合に混ざってこれまた魅力がありました。
バカゲーながらも随分楽しめたので総合点は60くらいで。

って、結局はバカゲー認定かい


何故か今ごろになって『侍道2』をやる。
一周目クリアするまでのエルラの行動は以下の通り。

町や神社等のエリアに入る→即抜刀→目につくもの全てに手当たり次第斬りかかる

いやあ、見事なまでの鬼畜っぷり。
1日目から主要キャラの一人(団八)を辻斬りで殺害してるくらいに。
刀持ってない町人も何人ぶった切ったか数えてません(殴)
まあ、このゲーム前作『侍』やってるので、こういうプレイをわざとやったわけですが。
狙ってたのは一週目で主要キャラを皆殺しにして主要キャラの刀をゲットという作戦。
おかげで二周目用の名刀はあらかた揃い、あちこちに喧嘩売ったおかげで世界観も掴めました。
前作より丁寧なつくりになってて好感触ですね。
お手軽にクリアまで行けるという感覚がなくなったのは残念ですけど。
しかし、斬りかかりまくるのは人間としてどうかと思うけど、反応が面白くてハマってしまう。
丸腰の人間は当然泣き叫んで逃げようとするし、刀持ってる人は怒って戦闘に突入します。
無駄にオーバーリアクションなのがなんていうかツボ。
中でも主要キャラの一人、オカマな同心に斬りかかった時は大爆笑しました。

「キャッ、そういう愛し方もあるわね」→オカマ抜刀→戦闘突入

 な ん だ そ の 戦 闘 開 始 台 詞 は !

辻斬りに斬られてこの発言、マゾにもほどがあるぞこのオカマ。
滅茶苦茶面白かったので、次以降もルートに絡まないならオカマ同心のみ脈絡なく辻斬りすることに決定(殴)
しかし子供を斬り殺せない設定になってるのはいただけないなあ。
ここまで鬼畜な真似できるなら子供も無慈悲にぶっ殺させて欲しかったです。

断っておきますが、現実にこういう趣味はありませんよ?
『侍』をやればあの背徳感がたまらないというのがよーく分かります。
まあシナリオ的にはそこまでいいゲームでもないので、安価な中古を見つけたときにでも記憶の片隅に……。





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