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【1 チョコレートのストール 】(10点)
満腹です。もう何も言うことなし。
ものすごく幸せな気分と優しい気分に浸れました。
【3 外伝小話劇「目標」 】(6点)
読んでる最中、ゆうさんっぽいなあと思ったら大当たりでした。
なんというか、感情移入しやすいのに、どことなく倦怠に似ただるさが同居っていうのがゆうさんの特徴かなあ。
個人的には感情移入出来てしまえば割合受け入れる傾向あるんですけど、Kanon読者全般で言うと明るいお話・純粋な切ない系とかの方が好まれると思うんです。
掲示板で順位が振るわないことについての話題があったので、作者正解ついでにちょっと私観を述べさせてもらいました。
そして内容は……ゆうさんだなあって感じです(何)
なんていうか、感動とかじゃなくてすっと納得出来てしまう気持ちよさみたいなのが先に来るんですよ。
多分、流れ作りが非常に自然で上手いからなんだと思います。
後は、楽しさや切なさみたいな波が来れば随分受けるインパクトも変わってくるんじゃないかと。
【4 「ありがとう」 】(7点)
オリキャラと美術教師シオリーのやり取りに頬が緩みました。
が、突然オリキャラ一人称に変わって分かりにくかったり、経緯と最後の結びつきがスムーズじゃないなあという感じです。
ちょっと練り方が足りなかった……かな。個人的には。
【5 未○の国からはるばると 】(1点)
すみません、本気で理解不能です。やっぱりその、読みにくいですし。
『注』とSS、穴が空くまで見比べる気力は起きませんでした(汗)
作者の執筆時の思考が全く読めなくて激しく混乱してます。
ある意味それはそれで凄いんですが。
【6 「境目のない世界」 】(2点)
久瀬と斉藤で作者が丸分かりというのはいかがしたものでしょうか?(笑)
Mumurikuさんの真っ正直さに乾杯です。
ま、作者が分かったところで加減する気はさらさらありませんが。
むしろこれで思う存分(略)
始まりはなかなか期待させる入り方だったのですが、ちょっとまあ後がまず過ぎますね。
あんまり機械に置き換えられたことへの喪失感というか悲愴感みたいなのが出てないのが大きな減点要素。
さらに、重機で告白で納得出来るかなあと思うとさすがに『?』です。
どうにも本題がずれてるようなピンぼけっぽさが(汗)
いつものジェットコースターじゃなくて、今回は(久瀬と斉藤の扱い等)どうにもぎこちない歯車みたいな印象を受けました。
あと、『えう』の連発はどうかなー……とか。
【7 思い出と共に 】(1点)
途中の叫び、乱舞界のひろにょり氏を思い出しました。
まあ、あの人の場合は壊れ自体が面白いんですけど、これはそういう域に達してない壊れですね。
個人的にこういうのは面白いか全然駄目かのどちらかなので、この評価で勘弁してください。
【8 冬になると何故訳も無く悲しくなるのか……その考察のための一例 】(9点)
お見事です。
非常に『読ませる』文体に、いかにも『らしい』ほのぼのとしたオチ。
ただ、強いて言うなら、最後の歯医者は「祐一さんが来てくれないなら行きたくないです」みたいなわがままを言わせてみた方がかわいいんじゃないかなとか思いました。
今の内容だと歯医者に素で行きたがってるMちゃんに見えなくもないので(苦笑)
【9 『姉』】(6点)
一人称と三人称がごっちゃなのはまずいかも。
ていうか、あほーーーーっ!
治らない病気のオチで笑ってしまいました。
ただ、もっと色々効果的に狙っていけるんじゃないかなと思いますけど。
【10 ぽりのーしす・ぱにっく! 】(8点)
看板に偽り無し。実にコメディですね。
とっても楽しく読ませてもらいました。
なんでもいいから『混ぜる』には昔の痛い思い出があったりして、思わず苦笑い。
【11 思い出図書館 】(5点)
うーん、最後は不条理オチかぁ……違うかもしれないけど……。
すみません。駄目とまでは行かなくても、ついては行けませんでした。
なんというか、Kanonの栞というよりオリジナルキャラの不思議な話に偏りすぎたのが駄目だったのかも。
オリジナルとしても別段スパイス効いてたりしないのでこんなところです。
【12 「ドラマみたい」 】(3点)
全校集会とか、修学旅行とか、入学式卒業式はサボるためにあるのです。
出る人の方がおかしい。なんて昔の僕は本気で考えていました。
そのうち(自身の)卒業式サボタージュしようとしたら担任に大目玉食った以外は、全て回避できました。
というわけで、卒業式以外は学校行事出なくても怒られないということです。
……意味不明なカミングアウトはおいといて本題に。
物語がごちゃごちゃに詰め込まれていて、スマートじゃないという印象でした。
あまり活かし切れてないあゆや天野を出さないで、名雪と秋子さんと上手く使った方がまとまったんじゃないかなと。
あと、序盤の強引な創立記念日はちょっと……。
素直に「サボる!」と言う方が青春でいいんじゃないかなって僕は思うわけですが。
【13 ろまんちっくなどらまちっく 】(6点)
んー、無難に良作。
微妙に感じてしまうのはドラマかなあ。
18歳の男女が17歳の少女を祝う誕生プレゼントにこんなことするかなあ……みたいなのがどうしても抜けませんでした。
時々そういうのをテンションで押し切ってくる人もいますけど、ちょっとこの作品はそういうパワーに欠けてるかなと。
【14 ブランコと私と 】
あんまりこういう突っ込みはしないのですが、あえて一言。
子供の頃に遊んでいたブランコを座って漕ぐのはかなり厳しいです。
やってみれば分かると思いますが、足が地面について止まってしまいます。
まあ、ブランコの高さにもよりますが、子供時代に遊んだブランコに高校生になってから座り漕ぎするというのは多分無理じゃないかなあと。
あーあ、久しぶりにブランコ漕ぎたくなったなあ。
ブランコに乗って靴飛ばし、かなり燃えた思い出があります。
真上に飛んだ靴が脳天直撃した時はすんごい痛さでしたが(爆)
とりあえず……途中でクラナド(未プレイ)とのクロスだと気付いて評価不能です。
【15 なつへのとびら? 】(3点)
余計なネタの使用が無駄に作品の質を下げている……というか、作品への感情移入を妨げてますね。
弾けた文章を書こうとして、滑ってしまっていると思います。
素材自体は決して悪くないので、抑えて書けば一般に受け入れやすいSSになるのではないでしょうか。
【16 笑顔の裏側 】(5点)
チャックネタには笑いました。が、そこ以外は微妙。
原作のパロディと割り切って純度を高めれば面白かったんじゃないかと思います。
原作をちょっと変えただけで終わってしまっているのが残念でした。
【17 栞 】(5点)
ぬう、これは凄い……よくここまで物語を織った、そう思いました。
ただ、『アリ』か『ナシ』かで言うと、完全に『ナシ』の話なんですよね、個人的な好みとしては。
少々入り組みすぎて、ついて行きにくいのも厳しかったです。
【18 すりーくぉーたーと呼ばないで 】(5点)
うーん、コメントに困る(汗)
基本的に普通にほのぼのってところだけど、北川と名雪の扱い見ていると素直にほのぼの出来ない。
プラスマイナスゼロってところで。
【19 Do you know the "Szuchuan food" ? 】(4点)
どうでもいいところでキャラの印象悪くするのはいただけないなあ……特に名雪。
話に関しては、そこで四川料理はあんまりだろうとかそんな風に感じました。
ギャグにもほのぼのにもなってない……ってところですね。
【20 私が願うこと 】(6点)
ん、まあ普通にほのぼの良小ネタ也。
原作のEDからどれだけたっての「寒い」なのかとか気になりましたが。
【21 Count Down Love 】(5点)
女の子の一人称で「あの日」とか書かれると軽い興奮を覚えてみたりして。
こういう独白系は評価が難しいです。
楽しめたかどうかでは「ダレた」って印象がきちゃうのですが(汗)