1961年 | ソ連のボストーク11号、人類初の有人宇宙飛行。 「地球は青かった。しかし、そこにも神はいなかった」(ユーリ・ガガーリン) |
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1969年 | アメリカのアポロ11号が人類初の有人月面着陸。人類が宇宙進出する大きな一歩を築く。 |
2005年 | シャドーモセス島占拠事件。事件鎮圧後、アメリカで極秘開発されていた核搭載二足歩行戦車のデータが世界各国に流出。ロボット工学界に大きな衝撃を与える。(METAL GEAR SOLID) |
2013年 | 月移住計画と同時に、宇宙コロニー計画がスタート。宇宙時代が本格的に幕を開ける。 |
202X年 | 人型兵器(巨大ロボット)としてMS(モビルスーツ)、PT(パーソナルトルーパー)が一般的になる。軍事兵器としてだけでなく、作業機械として宇宙開発を大いに助けた。 |
204X年 | 宇宙を地球の植民地扱いする地球のやり方に、コロニー住民を中心とした反発が強くなる。小さな紛争が頻発。 |
2050年〜 | 火星のテラフォーミング(地球大気化)計画が、徐々に開始される。大戦で遅れは出るものの、逆に地球外への進出意欲は高まった。 |
2051年 | 宇宙住民(スペースノイド)と地球住民(アースノイド)間で戦争勃発。間に異星人や異世界の干渉も入り、地球圏は未曾有の大混乱に陥る。 全勢力が大型ロボットを使って争い、一般機のスペックをはるかに超える特機(スーパーロボット)も盛んに開発されたことから、後にこの一連の戦争をスーパーロボット大戦と呼ぶようになる。 |
2070年 | スーパーロボット大戦終結。辛くも地球圏は人類滅亡の危機を回避。 |
2071年 | アースノイド・スペースノイド間で軍縮協議。 |
2072年 | コードSR協定。軍事兵器としての現行ロボットを破棄、またそのデータの封印を定める。 同時に、コロニーも内政干渉禁止という形で地球から一応の独立を果たす。 |
2080年 | 火星探索が開始される。また、火星や木星を中心としたコロニー建設計画も持ち上がる。 |
2100年 | 再びスペースノイドとアースノイドの溝が大きくなる。原因はあまりに異なり始めた生活と、根強い地球住民の宇宙植民地思想。 |
2101年 | 木星衛星カリストで、新鉱石メタトロン発見。 |
2104年 | コードSR協定の裏をついて、MS・PT・特機とは新機軸の軍事ロボットLEVが開発される。 |
2105年 | メタトロンの空間圧縮特性発見。以後、軍事利用の研究が進み始める。 |
2130年 | 火星第1次テラフォーミング完了による本格移民開始。 |
2145年 | 火星移民ラッシュ。しかし、実体は地球側の体のいい文句だった為、生活環境は夢と希望のフロンティアと呼ぶには程遠かったらしい。隅に追いやられた人々を、地球圏の人間は『エンダーズ』という蔑みの名で呼んだ。 |
2158年 | 火星バシリアカウンティ(バシリア州)内に反地球過激派組織『バフラム』結成。火星内でメタトロンを用いた機動兵器『オービタルフレーム』の設計が始まる。LEVを遥かに凌駕する性能により、バフラムの戦力は次第に強大なものへとなっていく。 |
2165年 | バフラムの動きに、地球政府はコードSRの解除を要請。しかし、コロニー政府はこれを断固として拒否。連邦の主戦力は軍用LEVのみとなる。 |
2170年 | サイド4事件。地球の廃棄コンテナがサイド4の13バンチコロニーに激突した。回収されたコンテナ内にあった生物兵器が腐食により暴発。コロニーの循環設備を通してコロニー内部全域に広がり、多数の死者とウイルス感染者を出した。コロニー政府は、コンテナを廃棄した地球の兵器メーカーを告訴。 |
2171年 | サイド4事件判決。地球連邦の裁判所は「漂流物を拾うことが危険であることくらい、きょうび子供ですら知っている」と、兵器メーカーにはコロニー外壁損傷の弁償と不法投棄の罰金だけを言い渡し、大量の死傷者を出したことについては無罪とした。明らかな地球側贔屓の不公平裁判にコロニー住人は激怒。 |
2172年 | 木星コロニーアンティリアにおいて、火星の反地球過激派組織『バフラム』が、衛星フォボスに建造した軍事要塞アーマーンの起動キーとなるオービタルフレーム『ジェフティ』『アヌビス』を建造。しかし、そのバフラムに属するノウマンが詭計を用いて、二機のうちのアヌビスを強奪(一種のクーデターである)。以後、バフラムはノウマンの独裁体制へと移行し、アーマーンの最終兵器をめぐるバフラム動乱が引き起こされる。 (ZONE OF THE ENTERS) |
2174年(1) | 火星穏健派と地球圏の連邦軍の援護のもと、ジェフティを駆るディンゴ・イーグリットが火星の反地球過激組織バフラム指揮官ノウマンの駆るアヌビスと激突。アヌビスは破壊され、アーマーンは陥落。狂った指揮官によって始まったバフラムの暴走は、ここに終焉を迎える。 尚、この戦いの最中の密約により火星は地球圏から完全に独立する。 (アヌビス ZONE OF THE ENTERS) |
2174年(2) | バフラム壊滅の一ヵ月後。地球政府は、あまりに圧倒的だったジェフティとアヌビスの戦力を危険視し、抑止戦力保持のためにコードSRデータを独断で解除。再軍備の動きが一気に加速する。 |
2174年(3) | 地球政府の再軍備に危機感を抱いた地球圏コロニー政府も、対抗する形でコードSRを解除。LEVやオービタルフレームにひけを取らない旧時代の兵器が復活する。 |
2174年(4) | コロニー中心に反連邦秘密結社revolution・generation(RG)決起。地球連邦のコードSR独断解除と再軍備に対して、地球粛清を行うと宣言。 |
2174年(5) | 水瀬秋子が士官学校より独自審査で若手を引き抜き、連邦遊撃部隊『デュランダル』を結成。 |
2175年(1) | 火星よりイレイザーを名乗る謎の武装集団が地球を襲うようになる。バフラム残党の決起と予想されたが、実態は掴めず徒に攻撃を許す。 |
2175年(2) | RGのテロ行為とイレイザー襲来に手をこまねく連邦に、業を煮やした御剣財閥が私兵部隊『アンリミテッド』を結成。MSとPTを合わせて独自に発展させた戦術機を配備する。 |
※ この年表は作者の設定を元に、エルラ氏がLastMemoryの背景をまとめて下さったものです。